■■  冠動脈短期(10年)リスク計算機 ■■

公開日 2002.11.04  更新日 2004.09.15  メニューを表示する  メニューを隠す
注:ATPIII発表の フラミンガム・リスクスコア表をプログラムしたオンライン計算機です。
ただし、ATPIIIのオリジナル計算機の方が正確なデータが入っているようですので、簡単な英語ができる方はそちらをお使いください。


 

質問1:性別は?
男性   女性
質問 2:年齢は?
20-34歳  35-39歳  40-44歳  45-49歳  50-54歳
55-59歳  60-64歳  65-69歳  70-74歳  75-79歳
質問3:1ヶ月以内に喫煙しましたか?
いいえ   はい
質問4:最近の総コレステロール値の平均値は?
160mg/dl未満  160-199mg/dl  200-239mg/dl  240-279mg/dl  280mg/dl以上
質問5:最近のHDLコレステロール値の平均値は?
60mg/dl以上   50-59mg/dl    40-49mg/dl    40mg/dl未満
質問6:最近の収縮期血圧値の平均値は?
120mmHg未満  120-129mmHg  130-139mmHg  140-159mmHg  160mmHg以上
質問7:降圧剤を服用してますか?
いいえ    はい

7項目のすべてをチェックしたらOKを押してください。やり直す時はリセットを押してください。


米国フラミンガム研究によるとあなたが今後10年間に重症の冠動脈疾患になる危険率は
 と予測されます。


10%未満は重症冠動脈疾患の低危険群、 10-20%は中等度危険群、21%以上は高度危険群です。
重症冠動脈疾患とは、心筋梗塞と冠動脈突然死を合わせたものです。
狭心症などは重症冠動脈疾患に含まれていませんので、心臓病になる危険率はこれよりも高い数値です。
数値は10年間に重症冠動脈疾患を生じる確率で、一生涯の危険率は、若い人ほどこれよりも高くなります。

狭心症・心筋梗塞・糖尿病・腹部大動脈瘤がある場合はこの計算プログラムの対象外です。
これらの人が重症冠動脈疾患になる危険性は10年間で20%以上と言われています。
また、総コレステロール値が320mg/dl以上はこの計算プログラムの対象外です。
 なお、このプログラムによる計算の資料は米国白人を基にしています。日本人ではこれよりもはるかに低いことが分かっています。2004年の報告では米国の約1/4となっていました。
 日本人では同様な大規模調査資料がまだ不十分で、相対危険率(正常な人の○○倍)はでていますが、絶対危険率(100人中○○人)は計算できません。ただし、一部の高脂血症治療薬を内服中の患者を対象にした研究の結果は発表されており(J-LITチャート1、2)、これを参考とすることはできます。

米国オリジナルの冠動脈10年リスク計算機日本語解説付きオリジナルATPIII

 計算結果に疑問がある場合には、こちらで確認してください。こちらの方がより正確です。
  いままで確認された矛盾ケース(性別=女性、総コレステロール値=310mg/dl、HDLコレステロール値= 55mg/dl、血圧=125mmHg、喫煙=あり、高血圧治療=ありで、年齢42歳と46歳を比較すると、表からの計算では11%と23%となるが、オリジナルのオンライン計算機ではどちらも12%となります。オリジナル計算機またはEXCEL programの方が信頼性が高いようです。これはプログラムのミスではなく、発表されたリスクスコア表の不備のためと思われます。