【新聞・雑誌記事】 公開日2018.03.07 更新日2019.01.18 HOMEへ メニューを隠す 前へ 次へ 掲載記事一覧へ
2009年11月放送のNHK番組ためしてガッテンで「安全入浴術」という特集がありました。血圧低下から意識障害、さらに少量のお湯を肺に吸い込むことによりショックを起こすという説を唱えていました。このときから入浴事故に興味を持ちました。 |
最近、インフルエンザ予防接種期間が、前倒しになっています。10月になったら「早く接種した方がよい」と言われて接種した高齢者が増えています。テレビで、10月にインフルエンザ患者さんが出たと聞いて、今年は流行が早いようだと、慌てて受診する人もいます。逆に、11月末になって13歳未満の児童が1回目のワクチン接種に来ることも少なくありません。1回接種よりも2回接種の方がよく効くと思っている人も少なくありません。患者さんだけでなく、医師の知識もレベルが低いことも少なくありません。 |
2018年夏は記録的猛暑です。今回は知っておきたい補給する水分の種類に関するお話しです。 |
睡眠時無呼吸症候群の一般的な説明です。「無呼吸」という言葉から、呼吸器科領域、または耳鼻科領域の疾患を思いがちですが、睡眠時無呼吸症候群で臨床上問題になるのは、「いびき」「日中の眠気による仕事や交通事故への悪影響」「無呼吸、低酸素血症による身体的なストレスによる、脳血管、心臓疾患、高血圧症が2-3倍の増加」です。疾病としては循環器領域の疾患が主体となっているので、循環器科で治療するのが良いと考えています。 |
今回は急性心筋梗塞※の症状についてお話しします。 ※急性心筋梗塞は、血管が閉塞した早期には、まだ心筋は壊死していない、つまり梗塞にはなっていないので、急性冠症候群と呼ぶことが多くなっています。 |
日本動脈硬化学会は冠動脈疾患のリスク評価法を2018年7月に、NIPPON ATA80から『吹田スコア』に変更しました。吹田スコアは、2014年春に国立循環器病センターが発表したもので、大阪吹田市周辺住民の10年間の調査から得られたデータです。冠動脈疾患リスク評価法として、一部には問題批判はあるものの、日本人を対象とした現在利用できる唯一の実用的なツールと考えています。 |