【冠動脈リスク評価:J-LITチャート2(二次予防):男性用】
冠動脈危険因子の有無から、6年間に冠動脈疾患になる確率を求めます。
公開日 2004.05.30 更新日 2006.10.11 メニューを表示する  メニューを隠す

注)日本人の研究資料をもとにしたJ-LITチャート2の冠動脈リスク一覧表をプログラムしたオンライン計算機です。
  対象者は心筋梗塞・狭心症の既往がある人です。

従来の報告に比べ、男性の喫煙の影響がかなり低く評価されています。
私見ではありますが、調査において喫煙習慣の有無が正しく、申告されていなかった可能性や喫煙後でも2年間は喫煙の影響が続くことと関係があるかもしれません。これを補正するために、従来の報告に合わせて65歳以下の喫煙男性は結果の数値を1.5倍(20本/日以下の場合)〜4倍(40本/日以上の場合)にすることを提案します
※注意:J-LIT(チャート)では、家族性高脂血症(FH)という、心筋梗塞に特になりやすい高脂血症患者が含まれています。そのために、FHでない普通の方の心筋梗塞・狭心症の危険性は、数倍高く評価されると予想されます。


(1) 性別
(2)糖尿病 なし あり
(3)高血圧 なし あり
(4) 喫煙 なし あり
(5) 年齢 54歳以下 55〜59歳 60〜64歳 65〜70歳
(6) 悪玉コレステロール値 LDL-C (mg/dl)
120 130 140 150 160 170 180 190 200
中性脂肪値が400mg/dl未満なら、近似的に下の式で求めることができます。
 (LDL-C値) = (総コレステロール値) - (HDL-C値) - (中性脂肪値)/5
(7) 善玉コレステロール値 HDL-C (mg/dl)
70 65 60 55 50 45 40 35 30