インフルエンザの追加情報(3)

公開日2006.12.28 更新日2007.09.26  更新履歴   HOMEへ(メニューを表示)  メニューを隠す
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流行状況(約2週間遅れ:【1】全国の集計【2】各地の流行状況:インフルエンザ情報サービスより

22)2006/2007年シーズンの流行株              2006.12.28記
23)2007/2008年シーズンの流行株              2007.09.25記   
24)年齢によって大きく異なるインフルエンザの死亡率            2007.12.04記
25)2007/2008年シーズンの流行株              2007.09.25記


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22)2006/2007年シーズンのインフルエンザワクチン株

A:昨シーズンはA香港型、Aソ連型、B 型の3種類の混合株による中規模程度の混合流行であった。B型は少なかった。今シーズンはソ連型は6年連続同じ、A香港型はマイナーチェンジ変更、B 型は全く異なる系統のワクチンが選定された。

 昨シーズンはA香港型、Aソ連型、B 型の3種類の混合株による中規模程度の混合流行であった。分離株の分析ではA香港型が65%と多かった(3400株/5230株)。A香港型の変異株による流行が例年以上にに多く、Aソ連型、B 型でも変異株が見られた。変異株の割合は約3割と多かった。A型の流行のピークは1月中旬から2月初旬であった。B型のピークは4月以降であった。B型の流行は隔年発生の傾向が見られ、2004/2005年シーズンは分離株の6割を占めたが、昨年は10%程度であった。選定されたB型ワクチン株は昨年と全く系統が異なる。
 H5N1型トリインフルエンザは、現在4種類がヒトから分離されている。2006年最も流行したのはマレーシアで53人が死亡し、過去最高。また、中国でも増加傾向にあり、今後、ヒトからヒトへと感染する新型インフルエンザの出現が危惧されている。
medical tribune 2006.12.21から


medical tribune 2006.12.21から


今シーズン選定株
 ・A/H1N1ソ連型はA/ニューカレドニア/20/99(昨年シーズンと同じ、6年間同じ)
 ・A/H3N2香港型はA/広島/52/3/2005 株(ウィスコンシン様株)
 ・B/マレーシア/2506/2004株(ビクトリア系統株)

参考:medical tribune 2006.12.21の記事から
2006.12.28記


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23)2007/2008年シーズンのインフルエンザワクチン株

A:今シーズンのインフルエンザワクチンが選定はAソ連型がマイナーチェンジ、A香港型、B 型は変更なし。
今シーズン選定株
 ・A/H1N1ソ連型はA/ソロモン/3/2006(ニューカレドニア株から変更)
 ・A/H3N2香港型はA/広島/52/3/2005 株(ウィスコンシン様株 、変更なし)
 ・B/マレーシア/2506/2004株(ビクトリア系統株、変更なし)

2007.09.26記