■心房細動■ 公開日 2006.1.20  更新日2006.3.24
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心臓正面像(矢印は見る方向)
身体の左側やや後ろ側から見た心臓
解説 

心房細動は治療を要する不整脈の中では最も頻度の高い不整脈です。高齢者の5%程度がこの不整脈と言われています。心房(右房と左房ともに)は1分間に300-500回の小刻みな収縮を繰り返しています。心房全体での協調した収縮はなくなり、「小刻みに震えている」状態です。
 一方、心室は心房から不規則に電気信号が伝わってくるために収縮の間隔が不規則となります。一般に心房細動になって日が浅い人は、収縮の間隔が短く。心拍数が多いために、自覚症状として動悸が生じます。だいたい、130/分以上では動悸や息切れなどの症状がでます。他方、心拍数が110/分以下になると自覚症状がなくなります。

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