独り言】 
HOMEへ(メニューを表示)  メニューを隠す  【独り言の目次】
このページは、医療・医学分野に限らず私が思ったことを記したサイトです。
あくまでもその時の個人的な意見です。また、後に考えが変化することもあります。


【医療】当院HPの「高血圧」、「高脂血症」の治療ガイドライン解説が古い理由。 2008.5.22記 2008.5.22修正
 全くの言い訳です。今まで書きませんでしたが、あまりにも更新が遅れているので、お詫びも含めてここで述べておきます。
高血圧や高脂血症などの疾患治療のガイドラインは、当院のコンテンツに関連した主なものだけでも極めて多い。調べてみて、あらためてその数に驚いた。これらのすべては関連学会で制作したものである。
 注意すべきこととして、治療薬に関する内容は、学会のスポンサーである製薬メーカーの意向が強く反映されたものが多いことである。個人的な見解からすれば、高脂血症(動脈硬化診療)のガイドラインは論外の内容であり、高血圧も痛風も製薬会社に都合の良い薬剤を勧める内容となっている。短期的、長期的な副作用や利益/コストの面での検討はほとんど無視されている。
  このようなガイドラインの内容を、標準的な治療法として、一般に紹介した方がよいのかどうか、大変疑問に思っう。 これが更新が遅れている最大の理由である。 製薬メーカーから独立した、患者の受益と診療にあたる医師の使い勝手を最優先したガイドラインの作製を希望する次第である。 なお、動脈硬化性疾患予防ガイドラインの内容は、突出してでたらめで医療をゆがませている点で罪が重い。
 
循環器関連
科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン(2007) 
高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン (2002)
成人の睡眠時無呼吸症候群診断と治療のためのガイドライン (2005)
脳卒中治療ガイドライン2004
高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2005

CKD診療ガイド(2007)

肥満症治療ガイドライン2006
一般臨床医のための喘息治療ガイドライン2007
COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン 第2版 (2004)
鼻アレルギー診療ガイドライン : 通年性鼻炎と花粉症 2005年版(改訂第5版)
循環器関連
実地医家のための高血圧治療ガイドライン改訂版 (2005)
高血圧治療ガイドライン 2004 (JSH2004)
家庭血圧測定条件設定の指針 (2003)
動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年度版(内容は高脂血症)
心筋梗塞二次予防に関するガイドライン(2006年)
急性心不全治療ガイドライン(2006年改訂版)
慢性心不全治療ガイドライン (2005年改訂版)
循環器病の診断と治療に関するガイドライン
成人先天性心疾患診療ガイドライン(2006年改訂版)
大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン(2006年改訂版)
慢性虚血性心疾患の診断と病態把握のための検査法の選択基準に関するガイドライン
心房細動治療(薬物)ガイドライン(2006年改訂版)
虚血性心疾患の一次予防ガイドライン(2006年改訂版)
肺高血圧症治療ガイドライン(2006年改訂版)
不整脈の非薬物治療ガイドライン(2006年改訂版)
急性冠症候群の診療に関するガイドライン (2002)
心疾患における運動療法に関するガイドライン (2002)
弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン 2007年改訂版
肥大型心筋症の診療に関するガイドライン 2007年改訂版
感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン (2003)
川崎病心臓血管後遺症の診断と治療に関するガイドライン (2003)
非心臓手術における合併心疾患の評価と管理に関するガイドライン (2003)
心疾患患者の学校、職域、スポーツにおける運動許容条件に関するガイドライン (2003)
不整脈薬物治療に関するガイドライン (2004)
循環器疾患における抗凝固・抗血小板療法に関するガイドライン (2004)
急性および慢性心筋炎の診断・治療に関するガイドライン (2004)
肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断・治療・予防に関するガイドライン (2004)
禁煙ガイドライン (2005)
心臓突然死の予知と予防法のガイドライン (2005)
心疾患患者の妊娠・出産の適応、管理に関するガイドライン (2005)
虚血性心疾患に対するバイパスグラフトと手術術式の選択ガイドライン(2006)
QT延長症候群(先天性・二次性)とBrugada症候群の診療に関するガイドライン
失神の診断・治療ガイドライン
 
参考資料
診療ガイドラインリスト(東邦大学医学メディアセンター)
http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/guideline/