出産時のトラブル、新生児の死亡、帝王切開、大量出血、未熟児出産などの出産リスクを予測する問診表です。欧米ではすでに出産リスク評価表があります。この問診表は研究班が諸外国の評価表や妊婦28,00人の分析から厚生労働省の研究班が作成したものです。愛育病院のホープページにも妊娠リスク自己評価表(初期、後半期)がありますので、妊婦の方はこれも参考としてください。
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【 初期妊娠リスク自己評価 】
厚生労働省研究班作成
妊娠がわかった時にチェックする。
持病などについて(各1点) | ||
持病などについて(各2点) |
持病などについて(各5点) |
質問9:前回の妊娠経過について
甲状腺疾患があるが症状はない
前回の妊娠経過について(各1点) |
前回の妊娠経過について(各2点) |
前回の妊娠経過について(各5点) |
質問10:今回の妊娠の経緯などについて
今回の妊娠の経緯などについて |
質問11:妊婦検診について
妊婦検診について |
質問13:妊娠初期検査の結果
妊娠初期検査の結果 |
●合計点0〜1点●
低リスクです。現在のところ大きな問題はなく心配いりません。
●合計点2〜3点●
中リスクです。高リスク妊娠に対応可能な病院と密接に連携する施設での妊婦健診、出産を考慮してください。
●合計点4点以上●
高リスクです。高リスク妊娠に対応可能な病院での妊婦健診、出産を考慮してください。
参考資料
この評価表は読売新聞に2005年8月28日号で紹介されたものです。(厚生労働省研究班が作成したものを一部改変)