【判定】
赤色枠のチェックが多いほど喘息のコントロールが不良です。担当の医師に相談下さい。
【喘息チェックシート解説】
12歳以上の気管支喘息患者さんが対象です。
喘息チェックシートは喘息コントロールに関する信頼できる判定が可能です。米国の専門医による臨床的検証がなされており、米国胸部疾患学会など多くの学会がその有用性を認めています。日本アレルギー協会も推薦しています。
喘息患者さんは自分の喘息のコントロール状態を、実際以上に良好にコントロールされていると評価する傾向があります。これは、「自分は喘息だからある程度の症状は仕方がない」と考えているためと推測されます。上の質問表による喘息コントロール状況のチェックは、患者さん自身が喘息のコントロール状況を正しく判断する目安になります。
監修 京都桂病院 呼吸器センター 西村浩一先生